保育園の連絡帳、表紙のカバーの手作りを指示する園も多いですよね。
デザイン性と補強を兼ねて、布などを貼るように言われるケースがほとんどだと思います。
でも、布を貼るってめんどくさいし、長く使う連絡帳だから汚れも気になりませんか?
この記事では、布を貼るよりもっと簡単で汚れにくい連絡帳表紙の作り方をお伝えします!
目次
保育園の連絡帳表紙って?
まずはじめに…
という方!
この記事を読めば、そこそこ可愛くて、しかも頑丈な連絡帳が簡単に作れます。
きっとご満足いただけることと思います。
そして、
子供のためにオシャレ可愛い連絡帳カバーを作るわよ!
素敵なデコレーションのアイデアはあるかしら?
という方。
この記事でご紹介するデコレーション自体は少し物足りなく感じるかもしれませんが、
「こんな方法もあるなんて…!」
と驚いていただけると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
保育園の連絡帳表紙に「布を貼る」とは?
保育園の連絡帳は、保護者と保育士さんが情報交換するための大切なツールです。
保護者と保育士がこどもの様子を共有するために、毎日のやりとりが欠かせません。
しかし、連絡帳は毎日開いて記入し、自宅と園を行き来するので、あっという間にボロボロになってしまいます。
そこで保育園は、入園前に連絡帳の台紙を保護者に渡し、入園までに各自表紙を補強しておくように指示することが多いのです。
ちなみに、私が保育園から渡された連絡帳の台紙はこちら
↓↓↓
厚紙2枚をリングで閉じただけのものですね。
一緒にもらった書類を確認すると、
カバーは布等を貼ったりすると丈夫です。
との文字が・・・。
台紙をいただいた際、保育士さんが
こんな感じで作っていただけると助かります~
と言いながら在園児の連絡帳を見せてくれたのですが、その時に思ったのは
こんなキレイに布を貼る自信ない…
手垢やシミで結構汚れてる…
の2つでした。
不器用ママの救世主! 製本用カバーフィルム
連絡帳の表紙に布を貼る場合の心配事2つ、
- オシャレに作るのはかなり難しそう
- 布が汚れても洗えないから衛生面が心配
を解決する方法はないか・・・。
いろいろ調べるうちに、解決策を見つけました!
それが、こちら!
↓↓↓
ニチバンのカバーフィルムという商品です。
よく図書館の本を保護している、透明のシートですね。
これを使えば、布貼り手作り連絡帳にかかわる悩みはすべて解決するんです。
カバーフィルムを使った簡単&可愛い連絡帳表紙
カバーフィルムを使った連絡帳表紙ってどんな感じ?
まずは、カバーフィルムを使って作った連絡帳がどんなものなのか見てみましょう。
左はこの記事を書くために作ったもの、
右はうちの息子が実際に使っている連絡帳です。
どうですか?
結構可愛いでしょう?
これ、作り方はとっても簡単なんです!
カバーフィルムを使った連絡帳表紙の作り方の流れ
カバーフィルムを使った連絡帳表紙は、たったの3ステップでできちゃうんです。
- 好きな絵柄を用意する。
紙が扱いやすいが、薄ければナイロンやプラスチックでもOK - ①の紙を台紙の大きさに合わせて切り、台紙と貼り合わせる
お好みで、文字やイラストを追加する - ②をカバーフィルムできれいに覆う
たったこれだけ!
ほら、簡単でしょう?
カバーフィルムを使った連絡帳表紙の作り方の例
それでは、実際に作った過程を詳しくお見せしていきます。
今回私が使った材料は・・・
- ニチバン カバーフィルム
- 好きな絵柄の紙
今回は、100円ショップで見つけた可愛いノートを活用しました。 - ひらがなシール
こちらも、100円ショップで購入。
あとは、カッターナイフやのりなどの文房具があればOKです。
① 好きな絵柄の紙を用意する
連絡帳のサイズより大きめであれば、どんなものでもOKです。
- 好きな絵柄の入ったグッズ(ぬりえブックやクリアファイルなど)を買ってくる
- 好きな絵柄をネットで探してプリントする
- ペットの写真をプリントアウトして使う
などの方法で、表紙になる絵柄を用意してください。
今回私は、100円ショップ見つけた
- サイズがぴったりなノート
- ひらがなシール
を使いました。
② ①の紙を台紙の大きさに合わせて切り、台紙と貼り合わせる
①の紙を台紙と同じ大きさに切り、
↓
↓
お名前シールで文字を入れたり、バーコードの部分を隠したりして
↓
のりで台紙と貼り合わせます。
③ ②をカバーフィルムできれいに覆う
ここまで準備ができたら、あとはカバーフィルムを貼るだけです。
カバーフィルムを表紙より数cm大きく切って、真ん中に表紙を貼ります。
空気が入らないよう、ぴったりと貼り合わせましょう。
↓
きれいに貼り合わせたら、カバーフィルムの四隅を切り落とし、
表紙からはみ出ているフィルムを折り込みます。
↓
できあがり!
↓
裏表紙も同じように作って、リングで閉じれば完成です!
どうですか、布を貼るより簡単そうでしょう?
カバーフィルムなら解決できる、布貼りのデメリット3つ
それではここで、カバーフィルムなら解決できる、布貼りのデメリットをみていきましょう。
布貼りはオシャレにするのがむずかしい
布貼り:
デザインにバリエーションが少なく、アレンジも難しい
カバーフィルム:
好きな絵柄にでき、アレンジも簡単
可愛い布を買ってきてもよいのですが、やはり布はラインナップが多くないですし、
厚すぎず薄すぎず、しっかりした生地で汚れが目立たなくて・・・
なんて考えていたら、選べる絵柄は本当に限られてしまいます。
また、自分でオシャレにしようとしても、手芸好きの方でなければ、ワッペンを付けるくらいしか工夫の余地がないのが現実です。
ワッペンをつけるだけでも私は無理かも…
その点、カバーフィルムを使う場合は、表紙の絵柄は基本的に紙なので、どんな絵柄にすることもできます。
素材を買ってくるもよし、ネットで好きな絵柄を探して印刷するもよし。
オシャレで可愛い素材さえ見つけることができれば、そのまま連絡帳の表紙にできてしまいます。
アレンジも、シールなどを上から貼るだけなのでとっても簡単です。
布は汚れても洗えない
布貼り:
汚れても洗えないのでどんどん汚れがたまる
カバーフィルム:
汚れてもサッとふき取るだけでキレイ
連絡帳は、自宅と園の両方で、毎日欠かさず開かれます。
それを少なくとも1年間、園によっては数年にわたって、同じ連絡帳で繰り返さますよね。
そうなると、連絡帳はどうしても汚れてしまいます。
例えば、
- 毎日開くので少しずつ手あかがついて黒ずんでしまった
- 飲み物をこぼしてしまった
- 子供が汚れた手で触った(食べ物、よだれ、汗、泥など)
など、連絡帳は普通に使っていればどんどん汚れがたまっていきます。
布の連絡帳だと、
汚くなってきたし、そろそろ洗いたいなぁ
と思っても、中の台紙は厚紙なので洗うことができません。
一方カバーフィルムは、表面がツルツルで汗などの液体を吸うこともないので、 汚れの心配はほとんどありません。
- 手あかはそもそもほとんどつかない
- 飲み物をこぼしても染み込まない
- 汚れがついても、固くしぼった布やウエットティッシュで拭きとればきれいになる
など、汚れ対策に関してはカバーフィルムが圧倒的に有利です。
布貼りはボロボロになりやすい
布貼り:
ほつれたり布の一部が薄くなったりして、ボロボロになりやすい
カバーフィルム:
フィルムで全面覆っているので、ボロボロになりにくい
布はどうしても、使っているうちにほつれてきたり、摩擦で角部分の布が薄くなったりしてしまいます。
また、可愛いデザインにしようとしてリボンやワッペンなどの装飾品を付けると、めくれたりはがれたりすることもあります。
すると、見た目がボロボロになってしまうんですね。
それに対して、カバーフィルムは、フィルムで全面を覆っているためボロボロになりにくいんです。
もともと本を保護するための製品で、図書館の本を保護するのにも使われているくらいですから、耐久性はバッチリです。
ずっと使ってるうちにボロボロになっちゃった・・・
なんてことにはなりませんよ。
その証拠が・・・こちら!
こちらは、カバーフィルムを貼ってから3年間使った連絡帳です。
かなり雑に扱っているので、パンチ穴の部分や角のところは少々くたびれていますね。
でも、全体的にはほぼ汚れておらず、まだまだ問題なく使える状態です。
裏はこんな感じ。
一度がっつり濡らしてしまったことがあり、右下のあたりはすき間から水が入ってフィルムがちょっとシワになっていますが、フィルムがはがれてくることはありませんでした。
内側はこんな感じです。
フィルムの端に少し汚れがたまって黒くなっていますが、浮いてきたりはがれたりすることなく使えています。
これなら、卒園までずっと使えそう!
保育園の連絡帳表紙を簡単&可愛く作る方法 まとめ
保育園の連絡帳表紙は、本を保護する「カバーフィルム」を使うのがオススメ
カバーフィルムを使うメリット
- 不器用でも、簡単に可愛い表紙が作れる
- 布貼りより汚れにくい
- 布貼りより耐久性が高い
保育園の連絡帳、初めての方も以前布を貼って苦労した方も、ぜひカバーフィルムで作ってみてください。
カンタン&可愛くてビックリしますよ!
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手作りとか苦手だし、連絡帳カバーのデコレーションなんて難易度高すぎ!
ラクしてそれなりのものを作れればいいのだけど…