今回は、0歳児の予防接種について徹底解説します。予防接種って何種類?何回?・・・そんな悩みにお答えします。
出生届を提出した後に、分厚い冊子が届いた。
予防接種予診票つづり・・・?
なんだかすごい量の予防接種・・・
でも、なんで予防接種が必要なの?母乳も上げているし、赤ちゃんには母から受け継がれる免疫もあるはずでしょ?そんな痛い思いをしてまで、かわいそう・・・
う~~~ん。確かになんで予防接種が必要なのだろうか。
多い時には一度に4回も打たなければいけないなんて・・・
ということで、今回は予防接種の必要性や有効性について、調べた内容を解説しようと思います。
予防接種で予防できる病気については、コチラで解説しています↓↓
目次
予防接種を受けよう
ママからもらった免疫の有効性
ママから赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、
- 百日せきでは、生後3か月まで
- 麻しん(はしか)では、生後12か月まで、
にほとんど自然に失われていくそうです。
そのためこの時期を過ぎると赤ちゃん自身で免疫を作って病気を予防する必要があるそうです。その助けとなるのが予防接種。
子供は成長とともに外出の機会が多くなり感染症にかかる可能性も高くなります。ですので、予防接種に対する正しい知識を身に着けていただき、子供の健康に役立てていただければと思います。
予防接種とは
麻しん(はしか)や百日せきのような感染症の原因となるウイルスや細菌または菌が作り出す毒素の力を弱めて予防接種液(ワクチン)を作り、これを体に摂取してその病気に対する抵抗力(免疫)を作ることを予防接種というようです。
ただし、全ての感染症に対してワクチンが作られるわけではなく、細菌やウイルスなどの性質によって作られないものもあるようです。
予防接種の有効性
予防接種はその病気にかからないことやかかっても重くならないことを目的にしています。
お子さんの体質その時の体調なのによって抵抗力(免疫)ができないこともあり、抵抗力(免疫)ができたかどうかを知りたい場合には採血により血中の抗体を測定する方法もあるそうです。
また、不活性ワクチンでは抵抗力免疫ができてもしばらくすると少しずつ減っていくらしく、長期に抵抗力免疫を保ったためには一定の間隔で追加接種が必要ですになるようです。
0歳児の予防接種事情の確認
『予防接種予診票つづり』を受け取る
そうです。我々の住んでいる市では、出生届を提出すると1カ月から2カ月すると「予防接種予診票つづり」が送られてきます。
このつづりは、7歳6月未満までに受ける予防接種の予診票がつづられています。
この冊子、結構分厚いです。5mmくらいあるかな・・・
今回は、0歳児の時に受ける予防接種の時期、回数、種類、効果について記載したいと思います。
ワクチンの種類の確認
0歳児の予防接種で必須のものは以下のリストにまとめました。
- B型肝炎: B型肝炎を予防 接種回数3回
- ヒブ: ヒブ感染症を予防 接種回数3回
- 小児肺炎球菌: 肺炎球菌感染症を予防 接種回数3回
- 4種混合: ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオを予防 接種回数3回
- BCG: 結核を予防 接種回数1回
- 日本脳炎: 日本脳炎を予防 接種回数2回
それにしてもすごい量・・・
単純回数で、15回・・・
これだけの量を1年間で打つことになります。わが子は、病院へ行くたびに両手両足にブスブスやられていました。見ているこちらが辛いくらいです。
予防接種スケジュールを確認しよう
上は日本小児科学会の公表するスケジュールです。さらに、0歳児部分を抜き出してまとめた物が下の表です。
これをベースに0歳児の予防接種スケジュールを列挙しました。
生後2か月から
- B型肝炎: B型肝炎を予防 接種回数3回
- ヒブ: ヒブ感染症を予防 接種回数3回
- 小児肺炎球菌: 肺炎球菌感染症を予防 接種回数3回
生後3か月から
- 4種混合: ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオを予防 接種回数3回
生後5か月から
- BCG: 結核を予防 接種回数1回
生後6か月から
- 日本脳炎: 日本脳炎を予防 接種回数2回
さいごに
これは病院でも言われることかもしれませんが、予防接種を受けた後の一般的な注意事項について説明します。
- 予防接種を受けた後30分程度は医師と連絡を取れるようにしましょう。
- 接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間、副反応の実現に注意しましょう。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。
- 当日激しい運動は避けましょう。
- 異常な反応や体調の変化があった場合はすみやかに医師の診察を受けましょう 。
要点ばかりの記載になってしまいましたが、ご参考になれば幸いです。コメントもお待ちしています。
※情報のソースは、市をはじめとする行政団体や公共団体が発信している広報記事です。それらを参考に本記事を作成しておりますが、居住する市によってスケジュール等が異なる可能性もあります。詳細は各自治体に確認するようにしてください。
予防接種で予防できる病気については、コチラで解説しています↓↓
ウイルスや細菌などの病原体が体内に入りたいないで増加することにより発症する病気のことです
病原体の種類によって発熱や咳頭痛をはじめとする様々な症状が出現します