哺乳瓶と人工乳首には、様々な種類があります。皆様どのような基準で選ばれていますか?
今回は、哺乳瓶と人工乳首に関する基礎知識と、主要商品のご紹介です。
目次
哺乳瓶と人工乳首の選び方
哺乳瓶や人工乳首は、おっぱいを飲むときに近い哺乳瓶乳首がおすすめと言われます。
赤ちゃんは、おっぱいを舌と、顎と、口周りの筋肉と、を使って飲みます。
これら筋肉を動かすことで、食べ物を噛んで飲み込むための練習にもなります。
そのためにも、哺乳瓶や人工乳首は、おっぱいを飲むときと同じ運動ができるものを選ぶことが推奨されています。
また、月齢や発達によって飲む量や飲み方が変化します。
その時々にぴったり合うの物を選びましょう。
哺乳瓶の「素材」と「大きさ」について
素材について
哺乳瓶の素材には、「耐熱性ガラス製」と「プラスチック製」があります。
ガラス製
ガラス製は、 煮沸や電子レンジでの消毒ができます。傷や臭いがつきにくいので、より衛生的に使用することができます。 、
プラスチック製に比べて重いため持ち運びに不便というデメリットもあります。
プラスチック製
一方、プラスチック製の哺乳瓶は軽いので、哺乳の際の手首への負担が少なく、割れにくい特徴が有ります。
外出時の使用に、非常に便利です。
ただ、中には電子レンジでの消毒ができないものもありますので、注意書きを確認してください。
以前に、哺乳瓶の材質について記事を書きましたので、詳細はこちらをご覧ください。
プラスチック製の哺乳瓶なら、素材はPPSUがオススメな3つの理由
大きさについて
月齢に応じて飲む量が変わってくるので、それに合わせてボトルの大きさを変えていきます。
- 新生児 → SSサイズ
- 1~2ヶ月 → Sサイズ
- 3~6ヶ月 → Mサイズ
- 6ヶ月~卒乳 → Lサイズ
この4サイズに分かれています。
最初から大きいサイズを購入すると、小さいサイズが無駄にならないというメリットもありますが、その哺乳瓶が赤ちゃんに合わなかった場合にもったいないです。
また、大きいサイズは嵩張りますから、適宜サイズを変更していく方が良いでしょう。
人工乳首の「素材」「大きさ」「穴の形状」について
素材について
乳首の素材は、主に3種類に分けられます。
天然ゴム
ママの乳首に一番近い感触が近いのは「天然ゴム」と言われています。
しかし、熱に弱く、耐久性に乏しいこと、ゴムの匂いがする事が欠点。
赤ちゃんによっては嫌がることもあります。
イソプレンゴム
天然ゴムと同様に弾力や柔らかさがお母さんの乳首と似ています。
天然ゴムと比べてゴムの匂いが少ないので、赤ちゃんにとって飲みやすい乳首の材質です。
柔らかく弾力性のある「イソプレンゴム」の方が耐久性は高いといえます。
シリコーンゴム
無色透明のシリコーンゴムは、ニオイも少なく熱に強いのが特徴です。
しかし、傷つきやすいのが欠点です。
大きさについて
人工乳首の穴の形状が丸型の場合、丸穴のサイズは、成長とともに変更しましょう。
サイズに種類があるのは丸穴だけです。
メーカーによって違いますが、
- 新生児 → S
- 2~3ヶ月 → M
が基本です。
哺乳時間が10から20分程度になるものを目安に選ぶようにしましょう。
穴の形状について
人工乳首の穴の形状は、
- 丸穴
- クロスカット
- スリーカット
の3種類です。
丸穴は、大きさによってミルクの吐出量が変わるため、赤ちゃんの成長とともにサイズ変更が必要です。
クロスカットは十字に切った形で、加える力(赤ちゃんの吸う力)で出方をコントロールできずるので、同じサイズで使用できます。
スリーカットは3方向に切り込んであり、こちらも吸う力でミルクの出る量を調整できます。
2~3ヶ月から使用が可能です。
主要メーカーの哺乳瓶 比較
ピジョン 母乳実感
★11年連続!たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2020・哺乳びん部門1位!
★マザーズセレクション大賞2016受賞!
母乳育児を応援する哺乳びん。
赤ちゃんがママのおっぱいを飲むお口の動きを60年に渡って研究し作られた、母乳実感乳首付き。
直接おっぱいを飲む時と同じ口の動きが再現できるから、 おっぱいとの併用もスムーズ。心地よく母乳育児をアシストします。
色んな授乳姿勢でも持ちやすく、手へのフィット感を追求したボトルデザイン。洗いやすく調乳しやすい、広口タイプです。軽くて割れにくい、医療機器にも採用されている上質なプラスチック(PPSU)製。
NUK(ヌーク) プレミアムチョイス哺乳瓶
point
おっぱいのように出てくるミルクが複数の穴から出てお口に広がるから、むせにくい。
おっぱいのように飲める本能で「おっぱい飲み」ができるから、拒否が少ない。
お腹にやさしい適切な時間をかけて飲めるから、
吐き戻ししにくい
ビーンスターク哺乳瓶 赤ちゃん思い
びんの形状が使いやすい広口タイプ、TritanTM(トライタン)を採用。
● 粉ミルクを入れやすい
● 持ちやすい
● 洗いやすい
● ビスフェノールA(BPA)フリーなので安心
● 軽くて弾力があり、割れにくい
● ガラスのような透明感、劣化にも強い
チュチュベビー スリムタイプ哺乳瓶
赤ちゃん想いの新形状!
大人なデザインになった広口PPSU哺乳びん
- 全パーツ日本製
- 内分泌撹乱化学物質を含まない素材PPSU(ポリフェニルサルホン)採用
- 煮沸・薬液・電子レンジ消毒ができます
- 新生児から卒乳までサイズアップ不要のチュチュシリコーンゴム製乳首付
- キャップ・フードはポリプロピレン製
コンビ テテオ哺乳瓶
赤ちゃんのお口のこと、授乳メカニズムのこと、それぞれを考えました。
赤ちゃんは、授乳の際に吸着(乳首にお口を密着)し、吸啜(舌の運動)と嚥下(飲み込む)を繰り返します。この繰り返し動作をスムーズに行なえるよう、授乳のお手本哺乳びんには、コンビ独自の「4段階流量調節機能」を採用しました。
ママのおっぱいの出かたもさまざまですが、赤ちゃんの飲むチカラもさまざまです。
そのチカラにあわせて乳首選びをすることはとても難しいもの。
「授乳のお手本」は赤ちゃんのチカラにあわせやすいよう、乳孔からのミルク(母乳)の出やすさを調節できる流量調節機能を採用しました。
ドクターベッタ ジュエル
「理想的な授乳姿勢を実現すること」それが、ドクターベッタ哺乳びんのカーブの理由です。アメリカの小児科医が考案したドクターベッタ哺乳びんは、日本製にこだわりながら素材や乳首の改良を何度も繰り返し、より良い商品へと成長してきました。キッズデザイン賞、グッドデザイン賞の受賞歴も確かな品質の証となっています。
飲むことを一番に考えてママの声から生まれたジュエル乳首