子どもの花粉症ってどうなの?

 子供っていつから花粉症になるの?子供の花粉症事情と対策を解説。

はじめに

 もはや日本の国民病と言っても過言ではない花粉症。
 私も花粉症なのですが、乳児や幼児も花粉症を発症するのでしょうか?

 そんな子供の花粉症事情について調べました。

花粉症とは

 そもそも花粉症とはどういう病気なのでしょうか。

 人体には外から侵入してくる異物に対して、それを排除する「免疫」という仕組みがあります。
 例えば、花粉という異物(アレルゲン)が体内に侵入すると、「IgE抗体」という抗体を作ります。この抗体を作りやすい体質が、いわゆる「アレルギー体質」と言われます。

 この「IgE抗体」が一定量に達し、再び花粉が体内に入ると、花粉を敵と見なして、鼻や目の粘膜にある肥満細胞の表面にある抗体と結合します。その結果、肥満細胞からヒスタミンが分泌されて、花粉症の症状を引き起こします。

 くしゃみで「花粉を吹き飛ばす」、鼻水や涙で「花粉を洗い流す」、鼻づまりで「中に花粉が入れないように防御する」。花粉をできる限り体外に放り出そうとする反応が、花粉症の症状というわけですね。

 花粉症については、大体分かったと思います。では、子供の花粉症事情について詳しく見ていきましょう。

子供の花粉症事情

子供の花粉症の実態

 下にも書きましたが、子どもの花粉症は年々増えているようです。
 特にスギ花粉症は、原因物質の花粉が飛散する時期(1月下旬〜4月)と風邪やインフルエンザが流行する時期とが重なるため、判断が難しいかもしれません。また、幼児では症状を具体的に伝えることが難しいため、まわりが注意を払う必要があります。

 スギ花粉が飛散する時期に、子どもが熱はないのに“くしゃみ”や“鼻水”が止まらない場合は『スギ花粉症』かもしれません。花粉症では、“目のかゆみ”を伴うことが多いので、風邪と花粉症の判別の指標のひとつになります。
 しかし、鼻づまりの症状は花粉症でも起こりますが、咽頭扁桃肥大や慢性副鼻腔炎が原因であることも多いので、子どもに異変を感じたら、医療機関でしっかり診断してもらうことが重要だといえます。

花粉症デビューは3~6歳が多い??

 0~16歳の子どもを持つ父母を対象として実施された「子どもの花粉症」アンケート調査の結果によると、 花粉症を初めて発症した年齢は0歳から5歳までが41.8%0歳から10歳までを合わせると78.6%となり、8割近くが10歳以下で発症していることがわかります。

 また、年齢別では「5歳」と答えた人が最も多く 12.5%となりました。これは幼稚園・保育園に通い外出の機会が多くなるということから、この年齢に発症する率が高くなる傾向にあるようです。
まだ自分で症状を伝えられない乳幼児のうちから、花粉症を発症することは充分考えられるということになりますね。

ロート製薬株式会社 「子どもの花粉症」アンケート調査 2013年11月~12月実施

家庭での対策

花粉の侵入を花粉症対策グッズでガード

子供用マスクの着用

 やはりマスクが基本です。なるべく子どもの顔のサイズに合った商品を選択したいです。顔とマスクとの間に隙間があるものは、隙間から花粉が入り込んでしまいます。
 コロナウィルスの影響でマスクは入手しづらいですが、手に入るときに買いだめしておくのもいいですね。

保護めがねの着用

 花粉が目に入るのを防ぐすき間ガードがついたメガネです。
 サイズ展開がいくつかあるので、横幅のサイズが対応しているか確認しましょう。メガネ店では度付きレンズも取り扱っています。

鼻腔拡張テープの使用

 鼻の頭に貼りつけ鼻腔を広げてあげるテープです。いわゆるブリーズライトです。
これにより鼻の通りがよくなり、鼻づまりの症状が緩和されるそうです。
5歳以上から使用できるそうですよ。

鼻クリーム・花粉防止スプレー

 鼻周りに使い花粉の侵入をガードするもの、マスクにスプレーして花粉を吸着するタイプ、衣類にスプレーして花粉を付着しづらくするものなどの種類があります。
 静電気の力で花粉を忌避したり、ワセリンで保護したり、薬局に行けば沢山の対策グッズが用意されています。

点眼薬(目薬)

 アレルギー用目薬です。花粉が目に入ると、目がかゆくなったり、涙が出たりといった症状があらわれることがあります。小児用のアレルギー用目薬もあります。
 薬剤師さんに相談するとよいと思います。また、別の原因のこともありますから念のためにも医師に目薬を処方してもらうのもよいでしょう。

家の中に花粉を持ち込まない

 基本的な対策ですが、最も効果があると言っても過言ではありません。
以下の事を徹底するだけでも症状の緩和につながると思います。是非、実践してみてください。

  • 帰宅時に玄関で衣服についた花粉をはらう
  • うがい、手洗い、出来れば目も洗う
  • 衣服を外干ししない
  • 花粉の多い時にはふとんを干さない(ふとんを干した時は、よくはたく。掃除機をかけるのも有効)
  • 家の中の掃除をまめにする
  • 空気清浄機を使う⇒花粉の入り口である玄関に置くのが効果的

 子供の花粉症事情については以上です。
最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

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