汗をかく季節、水分だけでなく電解質も補給するのが大切ですね。
赤ちゃんの電解質補給にぴったりの、ベビー用イオン飲料をご紹介します!
目次
ベビー用イオン飲料について
そもそも「ベビー用飲料」とは
ベビー用飲料は、その名のとおり、赤ちゃん用につくられた飲み物です。
大人の飲み物と比べて、糖分や塩分を少量に抑えたものが多いです。
大人用の飲み物を赤ちゃんに与えると、赤ちゃんの腎臓に負担をかける可能性があるので、
赤ちゃんにはベビー用飲料を与えることが推奨されています。
ベビー用イオン飲料を与えるタイミング
通常の水分補給であれば、母乳やミルク、白湯やベビー麦茶を与えます。
ベビー用イオン飲料は、お風呂上がりや運動後など、特に汗をたくさんかいたときに与えれば十分です。
また、体調不良で水分を摂りにくいときにも、イオン飲料が活躍します。
イオン飲料を与えるタイミングについては、
考え方は大人と同じなのね。
飲み過ぎ注意! ベビー用イオン飲料の危険性
水分と同時に電解質も補給できて便利なイオン飲料ですが、飲み過ぎには注意が必要です。
- イオン飲料を必要以上に飲むと「ビタミンB1欠乏症」を引き起こし、
手足のしびれやむくみといった神経症状がでることがある。 - 乳幼児の場合は、1日に200ml程度を上限としたい。
- 他に食べ物などを摂取できる状況であれば、水分補給は乳児なら母乳、母乳が終われば白湯や麦茶で構わない。
としています。
また、イオン飲料には糖分が含まれているので、
飲み過ぎると満腹になってしまって食事を十分に摂れなくなることも問題です。
あくまで「嗜好品」として、適量にとどめるのがいいわね。
ベビー用イオン飲料のご紹介
和光堂「アクアライト」
和光堂の「アクアライト」は、日本で最初の乳児用イオン飲料です。
1986年から、30年以上にわたって販売されていいるロングセラー商品なんですよ。
小児科医監修のもと、赤ちゃんの体内にすばやく吸収されるように、水分やイオン(電解質)が設計されています。
市販のイオン飲料の多くは、体液の浸透圧と同程度のものがほとんど。
でも実は体液より低い浸透圧の方が吸収されやすいので、アクアライトの浸透圧は低く設計しています! !
紙パックとジュレは、お子さまの好きなりんご味。
また、ペットボトルはりんご味と白ぶどう味の2種類があります。
アクアライトの紙パックは円筒型だから、
子供に持たせても中身が飛び出しにくくて便利なのよね。
ピジョン「ミネラルアクア」
ラインナップ:
・500mLペットボトル
・125mL紙パック
対象年齢:
3ヶ月~
栄養成分(100mLあたり)
・エネルギー:18kcal
・食塩相当量:0.15g
・カリウム :66mg
ピジョンの「ミネラルアクア」は、着色料・保存料・香料無添加のベビー用イオン飲料です。
赤ちゃんの口に入るものなので、余計なものが入っていないのは安心ですよね。
無香料ながらも、ほんのり甘酸っぱい味わいで飲みやすいですよ。
低月齢の赤ちゃんにも安心ね。
ピジョン「すっきりアクア」
ラインナップ:
・500mLペットボトル
・125mL紙パック
対象年齢:
3ヶ月~
栄養成分(100mLあたり)
・エネルギー:6kcal
・食塩相当量:0.15g
・カリウム :66mg
「すっきりアクア」の特徴は、なんと言っても糖分70%オフ!
砂糖の代わりに、 甘味料(スクラロース) が使われています。
その分カロリーも低く、100mLあたりたったの6kcalです。
これは、先に紹介した「ミネラルアクア」わずか1/3なんです。
カロリーを気にせずたくさん飲める反面、
甘味料が気になる方にはあまりおすすめできません。
飲む量が増えて、甘味料もそれほど気にしなくてもよくなった頃から飲ませるのがいいかしら。
雪印ビーンスターク「ビーンスターク ポカリスエット」
ラインナップ:
・500mLペットボトル
・120mL瓶
・粉末
対象年齢:
3ヶ月~
栄養成分(100mLあたり)
・エネルギー:17kcal
・食塩相当量:0.12g
・カリウム :20mg
「ビーンスターク ポカリスエット」は、赤ちゃんのために作られたポカリスエットです。
通常のポカリスエットとは異なり、 赤ちゃんの体液と同じ浸透圧(285mOsm)になっています。
(なお、大人用ポカリスエットを薄めてもビーンスターク ポカリスエットにはなりません。 )
このビーンスタークポカリスエットの便利な点は、
瓶タイプなら、口に哺乳瓶の乳首を直接取り付けられること
です。
公式サイトには、
「 ビーンスターク哺乳びん(ガラス製)に付属しているニプル、 キャップをご使用ください。」
との記載がありますが、
実は Dr. Betta の乳首も取り付けられるようです。
哺乳瓶の乳首を直接つけられるのは、風邪をひいたときにも便利よね。
ベビー用イオン飲料 まとめ
- ベビー用イオン飲料は、大人用と比べて糖分や塩分が控えめ。
- 飲み過ぎると脚気などにかかる危険がある。
1日200mL程度に留め、あくまで嗜好品として与えること。
- 和光堂「アクアライト」
低浸透圧で吸収されやすい - ピジョン「ミネラルアクア」
着色料・保存料・香料無添加 - ピジョン「すっきりアクア」
糖分70%オフで低カロリー - 雪印ビーンスターク「ビーンスターク ポカリスエット」
赤ちゃんの体液と同じ浸透圧
ラインナップ:
・500mLペットボトル
・125mL紙パック
・粉末
・ジュレ
対象年齢:
3ヶ月~
(ジュレは1歳~)
栄養成分(100mLあたり)
・エネルギー:22kcal
・食塩相当量:0.20g
・カリウム :78mg