赤ちゃんに歯が生えてきたら、歯みがきはどうやるの?
最近は、便利で歯にやさしいグッズがあるんです!
ピジョン&和光堂の乳歯ケアグッズを使ってみたので、比較しながら感想をレビューします。
目次
赤ちゃんの歯磨きはいつから?
赤ちゃんの歯磨きは、いつから始めるのでしょうか。
日本小児歯科学会によると、乳歯が生える頃から始めるのがよいとされています。
早くから歯磨きを始める目的は、
- 虫歯を防ぐ
- 歯磨きの習慣をつける
のふたつです。
特に重要なのは「②歯磨きの習慣をつける」です。
口に異物を入れられること、歯を触られることに早くから慣らしておくことで、歯磨き嫌いになるのを防ぐことができます。
はじめての歯磨きはどうやるの?
はじめての歯磨きは「ガーゼ磨き」で
歯磨きといっても、最初から歯ブラシでごしごし磨くわけではありません。
湿らせたガーゼを指に巻き付けて歯をやさしく拭く「ガーゼ磨き」から始めるのが一般的です。
ガーゼ磨きには、綿のガーゼをぬるま湯に浸して磨く方法と市販の歯磨きシートを使う方法があります。
それぞれのやり方やメリット・デメリットを見ていきましょう。
綿のガーゼを使う場合
綿のガーゼを使う場合は、衛生面を考えて使い捨てにすることが望ましいです。
このとき、蛍光剤や消毒薬などが使われていない物を選ぶ必要があります。
綿ガーゼを使うメリットは、何といっても価格が安いこと。
ただし、口に入れるものなので清潔に保管しなければならず、保管方法には少々気を使います。
歯磨き専用シートを使う場合
赤ちゃんの歯みがき専用のシートも市販されています。
ほとんどの商品は、個包装されていて衛生的。持ち運びにも便利です。
また、キシリトールなどの歯を強くする成分が含まれているものも多く、
お湯につけたガーゼを使うよりも歯の健康を守る効果が期待できます。
さらに、小さいうちからキシリトール等の味に慣らしておくことで、成長して歯みがきペーストを使うときにも受け入れてもらいやすくなるというメリットもあります。
通常のガーゼよりもお値段は張りますが、歯みがき専用シートを使うだけの価値はありますよ!
ピジョン vs 和光堂 歯磨きシート徹底比較
商品紹介
今回比較した商品は、この二つです。
ピジョン 歯みがきナップ
- 赤ちゃんの歯の汚れを、デコボコメッシュでやさしくしっかりふき取るウエットタイプの歯みがきナップです。
- 虫歯の原因となる酸を作らないキシリトール配合(甘味剤)。
- お口の中をさっぱりと清潔に保つ緑茶ポリフェノール配合(湿潤剤)。
- 1枚ずつ滅菌して包装していますので、衛生的にお使いいただけます。
- ノンアルコール・無着色・無香料・防腐剤不使用。
- ナップ以外は、100%食品用原料成分を使用しています。
レギュラータイプの他に、こどもの好きな「ほんのりいちご味」もあります。
和光堂 歯みがきシート
- 汚れを拭き取りやすい、コットン100%の凸凹メッシュシート。
- 処方液は食品用原料だけで作りました。
- キシリトール・Pos-Ca・緑茶ポリフェノール配合。
- 滅菌個包装、防腐剤不使用
- ノンアルコール、無香料、無着色
価格
それぞれの商品の定価は、
ピジョン:42枚入で880円
和光堂 :30枚入で660円
となっております。
よって1枚あたりの価格を比較すると、
ピジョン:880÷42= 約21円
和光堂 :660÷30= 約22円
と、ほとんど同じでした。
ただし、Amazonでの価格(2020年6月現在)は
ピジョン:42枚入で636円(約15円/枚)
和光堂 :30枚入で483円(約16円/枚)
と、もう少しお安くなっています。
ただのガーゼに比べると、やっぱり少し高いよね。
ガーゼを切る手間がいらないし、歯を守る成分も入ってることを考えるとそんなに高くはないと思うわよ。
包装
どちらも、アルミの袋に滅菌個包装されています。
衛生面も安心ですね♪
シート
どちらも、75mm四方のシートです。
写真からわかるとおり、和光堂の歯みがきシートほうが水分をたっぷり含んでいます。
和光堂 歯みがきシートは軽く絞ると水滴がしたたりますが、
ピジョンの歯みがきナップは、軽く絞っても水滴は落ちません。
なお、どちらのシートも湿潤剤が含まれていますので、開封してから数分で乾いてしまうなんてことはありません。
味
ピジョン 歯みがきナップは、キシリトール由来の甘みがほんのりと感じられ、少しスースーします。
和光堂 歯みがきシートは、キシリトールの甘みやスースー感はほとんどないものの、わずかに苦い後味が感じられます。
どちらが良いかは、お子さんの好みによるでしょう。
苦みが苦手ならピジョンのものを、スースーした感じが苦手なら和光堂のものを選ぶのがよいと思います。
使い心地
正直なところ、使い心地に差はありませんでした。
どちらのシートもしっかりと厚みがあり、拭いた際に繊維が出ることもありません。
我が家の息子はあまり味にうるさくないようで、どちらも嫌がらずに受け入れてくれました。
ピジョン&和光堂の歯磨きシート比較 まとめ
- 価格・包装・使い心地に大きな違いはない
- 最も差があったのは、味。
ピジョンは甘みとスースー感あり
和光堂は後味に苦みあり - いずれにせよ、はじめての歯みがきには専用シートを使うのがオススメ