新生児・首すわり前の抱っこひもならベビービョルンのベビーキャリアMINI!【エルゴとの比較も】

ベビービョルンの乳児向け抱っこひも「ベビーキャリアMINI」。特徴は? 長所と短所は? 実際に使用した感想を徹底レビュー!!

妻 とまと

こんにちは、とまとです。
今回は、ベビービョルンの抱っこひも「ベビーキャリアMINI」のレビューをします!

「ベビーキャリアMINI」は、こんな人におすすめ!

結論から言いますと、この「ベビーキャリアMINI」は、こんな人におすすめです。

生後半年頃までしか使えなくてもいいから、低月齢の赤ちゃんを「安全・快適・楽ちん」に抱っこしたい方

逆に、抱っこひもに余分なお金をかけたくない方や買い替えなしで最後まで使いたい方は、別の商品を購入したほうがよいでしょう。

例えば、だっこひもの王道「エルゴ」とか↓

私は、この 「ベビーキャリアMINI」 を購入してよかったと思っています。
以下、その理由をレビューしていきます。

「ベビーキャリアMINI」とは?

メーカー名BABYBJORN(ベビービョルン)
商品名ベビーキャリアMINI
対象年齢新生児〜約12ヶ月(体重3.2〜11kg)
製品重量約500グラム
お手入れ洗濯機使用可能
カラーダスティピンク、ビンテージインディゴ、ブラック

ベビービョルンは、1961年に創業したスウェーデンの企業です。

いわゆる抱っこ紐である「ベビーキャリア」には、現在以下の2シリーズ/計5種類があります。

  • ONE KAIシリーズ:新生児~約3歳まで使用可能
      ONE KAI(コットン素材)
      ONE KAI Air(メッシュ素材)
  • MINIシリーズ:新生児~12ヶ月まで使用可能
      MINI(コットン素材) ← 今回レビューする商品
      MINI Air(メッシュ素材)
      MINI 3D ジャージ(ジャージー素材)   

私が 「ベビーキャリアMINI」 を選んだ理由

そもそも「ベビーキャリアMINI」を購入したのは、里帰り出産した生後1か月半の息子を関西から千葉まで電車で連れて帰るためでした。

新生児から使える抱っこひもは、大きく分けて以下の3つのタイプがあります。

 ① 新生児から3~4歳くらいまで、別売パーツなしで使えるタイプ
    例:エルゴ 「ADAPT」、ベビービョルン 「ベビーキャリア ONE KAI」

 ② 新生児から3~4歳くらいまで使えるが、新生児には別売パーツが必要なタイプ
    例:エルゴ「OMNI360」

 ③ 新生児から1歳くらいまで使えるタイプ
    例: ベビービョルン 「ベビーキャリアMINI」

まず、②の別売パーツタイプは、それだけで数千円かかるうえにパーツの装着が難しかったため、候補から外しました。

次に、①の別売パーツなしで長く使えるタイプですが、正直とても悩みました。

息子がある程度成長したら必ず①か②は必要になるので、はじめから①のタイプにしておいたほうが長く使えてお得かな・・・と思ったからです。

しかし!

それでも結局 ③ 新生児から1歳くらいまで使えるタイプ の 「ベビーキャリアMINI」 を選びました。

なぜなら、①の代表格である エルゴベビー「ベビ-キャリアADAPT」 を店頭で試着し、新生児には使いにくいと感じたからです。

まず、装着が難しい。

店頭においてある新生児人形を使って試着したのですが、これがなかなか大変でした。

身体の固い私は、背中のバックルを留めるのに四苦八苦・・・

とまとママ
とまとママ

人形でもうまく装着できなかったのに、生身の赤ちゃんになんて怖すぎる…

そして、大きい。

いくら新生児対応とはいえ、20kgまで使える製品ですから、新生児だとあまりピッタリ感がありませんし、どうしても埋もれる感じになってしまったのです。

安全上の問題は無いとはいえ、数時間に渡る電車移動の間ずっとその状態でいるのは心配でした。

そういうわけで、最終的に「ベビーキャリアMINI」 購入にいたりました。

なお、三種類ある素材(コットン、メッシュ、ジャージー)の中から、私はコットンを選びました。

単純に価格がいちばん安かったのと、9月生まれの息子が「ベビーキャリアMINI」を使用するのは秋から春の間で暑さを気にする必要がなかったためです。

それでは、この半年間使い倒したベビービョルンの「ベビーキャリアMINI」をレビューしていきたいと思います。

「ベビーキャリアMINI」の長所

「ベビーキャリアMINI」を使ってみて感じた長所は下記の通りです。

  • 新生児期からぴったり安定
  • 着脱が簡単
  • 寝かしつけにも便利

以下、詳しくご説明します。

新生児期からぴったり安定

首すわり前の新生児から使用可能な抱っこひもは他にもたくさんありますが、首すわり前の赤ちゃんに最適な抱っこひもはなかなかありません。

その点「ベビーキャリアMINI」は、 1歳までの乳児のために作られているので、首すわり前のふにゃふにゃの赤ちゃんでも安定感抜群です。

息子が生後3週間(約4kg)の頃から使用していますが、そのころからぴったりでした。

着脱が簡単

「ベビーキャリアMINI」は1歳までの乳児にのみ使用することを考え作られているため、長く使える抱っこ紐に比べて構造がシンプルです。

片手で赤ちゃんを支えたまま装着できるようになっているので、首すわり前の赤ちゃんでも安心して装着できます。

寝かしつけにも便利

これが「ベビーキャリアMINI」最大の特徴なのですが、この製品は、赤ちゃんを包む本体部分と肩ベルト部分を分離できます。

この機能の便利なところは、寝ている赤ちゃんを起こさずに抱っこひもから下ろせるところです。

 前かがみになって赤ちゃんの背中を布団につける
   ↓
 本体部分を肩ベルトパーツから分離する

これだけで簡単に赤ちゃんを布団に寝かせることができます。
「ベビーキャリアMINI」は、お出かけ時だけでなく、お家での寝かしつけにも大活躍なのです。

「ベビーキャリアMINI」の短所

「ベビーキャリアMINI」の唯一にして最大の短所は

使える期間が短い

これに尽きると思います。

製品の対象年齢は新生児〜約12ヶ月(体重3.2〜11kg)となっていますが、実際のところ、7kgを超えたあたりから肩への負担が大きくなり、長時間の抱っこが辛くなってきます。

赤ちゃんの成長度合にもよりますが、がっつり使える期間は実質半年程度なのです。

そのため、赤ちゃんがある程度大きくなったら、新しい抱っこひもを購入する必要が出てきます。

どのみち3~4歳くらいまで使えるタイプの抱っこひもを買うことになるので、「ベビーキャリアMINI」の費用(約8000円)は、完全に「追加コスト」となるのです。

よって、

約半年の「安全・快適・楽ちん」抱っこに約8000円を出すか?

が購入するかどうかの判断基準になるかと思います。

私としては、この「ベビーキャリアMINI」のおかげで安心して生後一か月半の息子を関西から千葉まで連れ帰れたと思っていますし、千葉に戻ったあとも毎日のように使いましたので、8000円の価値はあったと思います。

【追記】ベビービョルン「ベビーキャリアMINI」vs エルゴベビー「ベビーキャリアADAPT」

先日ついに、エルゴベビー「ベビーキャリアADAPT」を購入しました。

理由はもちろん、息子の体重が増えて「ベビーキャリアMINI」での抱っこが辛くなってきたためです。(8kgを超えました・・・。)

エルゴベビー「ベビーキャリアADAPT」 を約1ヶ月使用した感想を、「ベビ-キャリアMINI」と比較しながらご紹介します。

比較1:見た目

「ベビ-キャリアMINI」は1歳までの乳児に特化しているだけあり、造りがコンパクトです。
後ろ姿では、抱っこひもをつけていることに気づかないほどです。

一方のエルゴ「ADAPT」は、腰ベルトがあって20kgまで使用できる分、がっしりしています。
いかにも「抱っこひもをつけてます」という感じの見た目になるのは否めません。

見た目

「ベビ-キャリアMINI」の方がコンパクトでスタイリッシュ。

比較2:着脱のしやすさ

着脱のしやすさは、「ベビーキャリアMINI」の圧勝です。

「ベビ-キャリアMINI」は

  • すべての留め具が体の前側にある
  • 調節は、装着後に肩ベルトを引くだけ

と、非常に簡単に装着可能です。

対して エルゴ「ADAPT」は、

  • 腰と背中にバックルがある
  • 装着前にひもの長さを抱っこする人の体型に合わせる必要がある
  • 装着後は、背中のひもと肩紐の調節が必要

と、装着手順が複雑で時間がかかります。

さらに、最大20kgを支えられる耐久性を担保するためか、腰のバックルが結構固いのです。

ササッと装着・・・というわけにはいきません。

着脱のしやすさ

「ベビーキャリアMINI」の圧勝

比較3.体への負担

体への負担に関しては、エルゴ「ADAPT」の方が圧倒的に楽です。

まず、肩紐のクッション性が全然違います。
エルゴ「ADAPT」の肩紐は、厚さ2cm超えの分厚いクッションになっています。
一方ベビービョルン「ベビ-キャリアMINI」の肩紐は、厚さ5mmもありません。

そして、腰のベルト。
腰ベルトがある エルゴ「ADAPT」のでは、重みが分散されて肩への負担がかなり小さくなります。
全体重が両肩にかかる「ベビ-キャリアMINI」と比べると、段違いに楽です。

8kgの息子を抱っこした感じだと、

「ベビ-キャリアMINI」:10分が限界
「エルゴ ADAPT」:30分でも余裕

くらいの違いがありました。

体への負担

エルゴ「ADAPT」の方が圧倒的に楽

ベビービョルン「ベビーキャリアMINI」vs エルゴベビー「ベビーキャリアADAPT」 まとめ

ベビービョルン「ベビーキャリアMINI」と エルゴベビー「ベビーキャリアADAPT」を比較した結果をまとめると・・・

ベビービョルン「ベビーキャリアMINI」

見た目:★★★★☆
着脱のしやすさ: ★★★★☆
体への負担:★★☆☆☆

エルゴベビー「ベビーキャリアADAPT」

見た目:★★★☆☆
着脱のしやすさ: ★★☆☆☆
体への負担:★★★★★

それぞれの抱っこひもを使って8kgの息子を抱っこした正直な感想は、

とまとママ
とまとママ

できればオシャレで着脱が楽な「ベビ-キャリアMINI」を使い続けたけど、息子が重すぎて、もうエルゴがないと無理・・・。

という感じです。

今のところ、

  • ちょっと車から降りてコンビニに寄るくらいなら 「ベビ-キャリアMINI」
  • がっつりスーパーで買い物するときは エルゴ「ADAPT」

と使い分けていますが、近いうちにエルゴ一本になりそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。