乳歯は永久歯につながる大切な歯です。
赤ちゃん時代から虫歯を作らないようにきちんとお手入れすることが必要です。
今日は、歯のお手入れについて書きたいと思います。
目次
乳歯の種類と名前

赤ちゃんの歯の生え方には個人差がありますが、大体8から9ヶ月頃から生え始め、3歳くらいまでには20本になって上下の噛み合わせが完成します。
歯の生え方には個人差がありますので、あまり他の子と比較しすぎるのも良くないですが、2~3歳には20本そろうようです。
赤ちゃんの歯の生え方について

- 8ヶ月頃: 下の前歯が2本出てきます
- 10ヶ月頃:上の前歯が2本出てきて4本になります
- 1歳頃: さらに上下とも2本ずつ生えて上下で8本になります
- 1歳6ヶ月頃: 第一乳臼歯と呼ばれる最初の奥歯が生えてきます
- 2歳頃: 前歯と奥歯の間に犬歯が出てきます
- 3歳頃: 第二乳臼歯が出て全部で20本となり入試は生え揃います
個人差はありますが、歯は一般的に6~8ヶ月くらいから生えはじめ、歯が生えてくるに従い、ドロドロ状の離乳食から固形物を含んだ幼児食を食べることができるようになります。
歯が生えてくることに伴い、噛む能力も発達していきます。この時期は、噛むことをしっかりと訓練できるように口の中を良く観察しながら食材を選ぶことが必要です。
成長に応じた歯のお手入れ

離乳食が始まったら
まだ、歯が生えていないうちから離乳食を始める方が多いと思います。
この時期には、食後に水を飲ませてあげるなど、口の中をさっぱりさせてあげる習慣や工夫をしましょう。

歯が生え始めてきたら
食後にガーゼなどで歯を拭いてあげましょう。
通常のガーゼでも問題ないですが、各社から「歯磨きシート」も販売されています。
この歯磨きシートについては、こちらの記事でまとめています。


上下の前歯が生えそろったら
そろそろ赤ちゃん用の歯ブラシを準備します。仕上げの歯磨きは、パパやママが行うとよいでしょう。
いきなり歯ブラシを口に入れると嫌がる子供もいるので、歯が生え始めてきたことから「歯ブラシレッスン」を始めるとよいと思います。

ピジョンからこのような歯磨きセットが販売されています。
我が家でも使用しています。是非、歯が生えそろう前から「歯磨きレッスン」を初めて見てはいかがでしょうか。

奥歯が生えてきたら
自分では磨きをする習慣を身につけるようにしたいですね。また、2歳を過ぎた頃からうがいの練習もさせていくとよいかと思います。

ブラッシングのこつ

歯ブラシは小さめのものを選びます。
歯ブラシを持つときは、鉛筆のように握ります。
あまり強く磨くのではなく、指先で軽くコントロールするようにすると良いでしょう。

前歯を磨くときには、歯ブラシを歯に直角に当てて左右に細かく動かします。
奥歯を磨くときには、歯ブラシを歯に対して45°ぐらいに傾けて細かく動かします。
虫歯にさせない生活習慣を


上にも書きましたが、赤ちゃんの歯の生え方には個人差がありますが、だいたい8から9ヶ月頃から生え始め、3歳くらいまでには20本になって上下の噛み合わせが完成します。
虫歯予防のためにも、歯磨きは、しっかり身につけさせたい習慣の一つです。
あまり早くから真剣に磨く必要ありませんが、歯磨きが大切なのだという意識を小さい頃からもってもらうようにしたいものです。
また、歯磨きだけでなく、虫歯を作る原因となる生活をしていませんか?
子供の歯磨きをきに、生活を見直すのも良いのかもしれません。
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